古来から重い物を移動ときには、テコの原理で物を持ち上げ、コロを利用して人や馬が曳き、移動させていました。曳家の技もこうした技術を応用し、家屋や倉を移動させることに特化した技として火消し衆を中心に江戸時代に発展し継承されてきたと言われます。近年では曳家技術も飛躍的な進歩を遂げ、大きなビルを移動したり、家屋を垂直に持ち上げ、その下に駐車場を作ったり、軟弱だった地盤を補強したりと様々な用途で活用されています。
住宅・店舗の移動
不当沈下修正・復旧
● 都市計画・区画整理事業による道路開発のため建物を移動したい場合に。(建物移動工事) ● 1階建てや2階建ての建物を持上げ、1階に駐車場や店舗・倉庫などに、 増築して利用したい場合に。(建物引き揚げ工事) ● 建物を各ピース部材ごとに取り外し新設場所に原型に復元したいときに。(移築解体工事) ● 貴重な文化財や天然記念物を別の場所への移動したいときに。(重量 物移転工事)
−不等沈下に関わる調査・診断、および沈下修正の設計・施工− ● 地盤沈下により建物が傾き、基礎のヒビ割れ・変形・沈下の復旧修正工事が必要になったときに。 (建物沈下修正工事)
Q.高低差が多かったり曳く距離が長くても大丈夫ですか? A.はい。まったく問題ありません。 曳き家のプロが親切、丁寧にご相談応じます。まずは、お電話ください。 Q.移動作業中も家の中で生活出来ますか? A.はい。ほとんど普通 の生活が可能です。そのまま住んで居られます。 家具や荷物を運び出したり、整理する必要もありません。 Q.冷暖房やガス・水道・お風呂、トイレも使えますか? A.はい。ほとんどの場合は移動作業中もガスや水道、冷暖房ともそのまま使えます。 トイレのみ仮設トイレをご用意します。